2007-01-01から1年間の記事一覧

TMS32C672x

少し製品ページを漁ってみました。Blackfinはとても使いやすい高性能プロセッサですが、信号処理をどうしても浮動小数点でやりたい場合には、他のプロセッサを探すしかありません。 SHARCを考えてみると、次のような欠点があります。 いわゆるキャッシュがな…

UART周りとAUX Audio

入力した部品を使ってチョコチョコと回路図を描いています。手を止めて時間が経るとまたプロジェクトが停滞するので、一日少しずつを心がけています。

コメントを追加したほうがいいかな。

TOPPERS/JSP for Blackfinは、一旦安定したように見える事、PizzaFactoryで対応していただいたこと、新規プロセッサ追加の予定がないことなどから、「こうしたほうが良さそうだから」という軽い気持ちでいじることを止めています。本当はいじりたいんですけ…

ADM3202を入力

TTLRS232レベルコンバーターです。そういうわけでRebunのUARTは古典的な9pin DSUBに決定。 ところで、先日入力したCS8406のですが、物理回線は光にする予定です。ということでオーディオ伝送に使われるTOSLINKについて調べたところ、TOTX147Lという製品がパ…

検死情報

プログラムのバグの中には致命的なものもあります。保護違反や特権命令、未実装命令の実行、非整列アクセスなどがそれです。Blackfinの場合、それらは例外かハードウェア・エラーを引き起こします。これらが発生したら、復帰は不能です。製品としてはリセッ…

CS8406を入力

CIRRUSロジックのCS8406を入力しました。I2S->SPDIFインターフェースです。96kHz/24bit 3Vのインターフェースで入手できそうなのはこれだけでした。 BF532の空きSPORTにこいつをくっつけることで、デバッグを簡単にしてやろうという算段です。インターフェー…

あれこれ

しばらくサボっていた空挺団を再スタート!と思ったのですが前回更新から2週間経過も手が動かず。やる気が出ないというより、あれこれ雑用に追い回されている感じです。と、言い訳しておきます。 相変わらずこぼれ話のネタは尽きないので、こまめにメモとし…

シングル・エンド信号の差分化

AD1939のデータシートを読むと、サンプル回路として下の図のようなものが提示されています。 これ、だめです。2段目は単なる極性反転にしなければいけないのですが、LPFになっています。したがって、正負のパスの周波数特性が違っています。AD1835Aなどでは…

そろそろアナログ系

AD1939のシンボルを入力し終わったので、配線を進めています。で、そろそろアナログ系です。大体構想は決まっているのですが、詳細をぜんぜん煮詰めていません。 ADCのうち、2入力は普通のAC結合アナログ入力回路 残りの2入力はDC結合の差動アンプ入力 この…

単分子ラジオ

世界初、カーボンナノチューブ分子1個の完全なラジオ 格子の熱振動がマイクロフォニック雑音として聞こえるんじゃないの?

いいかもしんない

前から検討しているアイデアなのですが… サービス・ポート UARTは必須です。TOPPERS/JSPのシリアル機能を使ってデバッグに使えるほか、プログラムのダウンロードも可能です。ADIのデバッガが購入できる金額でない以上、デバッグ機能をシリアルで実装するのは…

NCピン

AD1935を元にAD1939のデバイス情報を定義しました。AD1939にはNCピンが複数あります。何か特殊な処理が必要かなと思っていましたが、何をするでもなく、未アサインのまま定義できてしまいました。 このままでいいのかな?

再インストール

JTAG SPI Flashライタの目鼻が付いたので、Rebunの設計にようやく戻れるようになりました。思い起こせば今年の春にWindows Vistaをインストールしてから早半年。ほったらかしでした。 インストール時にライセンス・ディスクが見つからずにえらく苦労しました…

AT91SAM7S

後悔^H^H公開日記:別館やお仕事メモ帳で取り上げられているAT91SAM7Sのデータシートを、ふと斜め読みしてみました。 面白いなと思ったのは、オーディオ用の同期シリアルIFが付いていること。当然DMAが後ろに鎮座ましましています。すわ、信号処理!というの…

まわるまわる

ふと、"Managed DirectX"なら、C#でサウンドプログラムができるのか、と思い立って調べてみました。できます。簡単そう。ただし、24bitコーディングはできません。こんなのばっかりだな。調べちゃあきらめ、調べちゃあきらめのぐるぐる回りです*1。 C#にどっ…

ソースコード管理

自宅で作っているソフトのバージョン管理をそろそろ考えています。候補はSubversionとPerfoce。 Subversionはご存知の通り。利点はオープンソースであることで、マニュアルもそこそこありますし、Windows GUI版もそこそこあることでしょうか。欠点はUnixくさ…

Score-To-Song

ここ数日、はてなのトップページ近辺を「初音ミク」という名前がにぎわしています。てっきりデビューしたばかりのアイドルだと思っていたのですが、今日になってアイドルはアイドルでも、いわゆる電脳アイドルだと言うことを知りました。ただの電脳アイドル…

イメージ妨害の量を推定する

SDR

イメージ妨害を補正するには、その量を推定しなければなりません。あらかじめ較正してある場合には、その量は既知ですから問題ありません。Rockyのように動作しながらイメージ妨害の補正量を決めるなら、推定が重要になります。 ひとつの方法として考えられ…

IQ補正をゲインだけで行う

SDR

JI3GABさんから質問があったので、今考えている方法を書いておきます。 IQのアンバランスに関しては、以前考察したようにゲインと位相のアンバランスが両者とも大きくイメージ抑圧に利いてきます。理想的にはゲイン・位相の両者を正負のナイキスト周波数の間…

迷走でもあり、目標が見えてきたとも言う

もともとRebunは、455kHzをサンプリングするIFディジタルのSDRとして企画を立てました。が、オーディオ帯域のSDRがあることを知り、それだったらオーディオ用に考えていたYonaguniのほうが近いなと思って、ある時期からRebunは停止、Yonaguniの計画を進めて…

ビートキャンセラ

SDR

ラジオや無線を聞いているときに不快なビート雑音は、適応フィルタによって取り除くことができます。携帯電話で使われているノイズ・キャンセラは1入力で雑音を推定しますが、ラジオのビートキャンセラは参照信号を元にビートを取り除きます。 一般に参照信…

エレキ

社内のオーケストラ部の演奏を聞きました。いいなぁ、と思いつつ。私は楽器が弾けません。習うとしたらエレキ・ギターだよなぁなどと思いつつ、町に出たついでに楽器屋を冷やかし。新品で2万5千円くらいからのようです。ヤフオクで3000円くらい。楽天だと新…

SPI FLASH Programmerできた

ベステクのTINY JTAG ICEを使ったSPI FLASHプログラマが動き始めました。FTDIのDLLは癖が強くて*1難儀しましたが、感触をつかめたのでJTAGにも手を出そうかなぁなどと思っています。 ともあれ、SPI Flashの書き込みが可能になったので、PizzaFactoryが生成す…

移動しました

http://ecrafts.g.hatena.ne.jp/suikan/20070819 分野違いなもので

SPI FLASHについて調査

AmontecのJTAG-KEYの資料として回路図(PDF)が公開されていましたので、FTDIが公開しているSPIアプリケーションの資料(PDF)と比較してみました。その結果、AmontecのJTAG-KEYでもSPIスレーブICをコントロールできるとわかりました。ベステクが完全互換なら同…

やらなきゃいけないことを整理

SDR

SDR基板の方向ですが、仕事が忙しくて停滞しているうちに、構想ばかり変わっています。今考えているのは、DSPのフロント・エンドに96kHz/192kHzのADCを置き、バス・スイッチによるQSDと直結するものです。で、課題が二つほどあります。 DC結合 自宅のPCとCQ…

IQ伝送路のアンバランスとイメージ妨害

SDR

RockyのIQバランス補正機能を見ていて、実際のところアンバランスによりどの程度イメージ妨害が発生するのか興味がわきました。 Softrock40系のオーディオ帯域SDRの場合、ミキサーが理想的であると仮定すると、ミキサーに続くLPFのアンバランスによって、IQ…

妨害

SDR

相変わらず、CQ誌の付録基板で遊んでいます。夜9時ぐらいになるとロシアや中国からの強力な電波がどこからか迷い込んできて、そちらが圧倒的になります。今はロシアの声って言うんですね。私が聞いていたころはモスクワ放送でした。仕方がないのでAR5000Aに…

3.5MHz

SDR

AR5000Aでアクティビティが高いうえに信号強度が高いことも確認したので、3.5MHz帯に移行する事を決意。で、14.2MHzをSG8002に焼いてもらってきました。 あまり聞こえません orz 敗因は自明で、現在7MHzには自作のプリセレクタをかましているのでした。それ…

7MHz

SDR

SDRの実験に向けて、なぜか今年ほとんどタダ同然で我が家に来たAR5000Aを使って7MHz帯のチェックをしています。聞いていると、休みの日の朝と夕にそこそこ交信が行われているようです。が、今日は午後3時ごろに多くの移動局の声を聞くことができました。お盆…