2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SPIスレーブ・ブート

YonaguniのシリアルポートはいっそUSBコンバーターを積むか、と考えました。手ごろなのはFT232Rで、こいつはオシレーター内蔵、コンフィグレーション用EPROM内蔵とうれしいチップです。 FT232Rにはユーザーが使えるCBUSxが用意されており、4ピンを自由に使う…

シリアルROMライター

JTAG-ICEは下回りのソフトを作るときには必須の道具です。が、アプリケーションが安定してくると、毎度これを使うのもなぁと思うのは事実。特に信号処理ではとめる事ができないアプリが多いですから、JTAG-ICEはROM焼き専門になってきます。 だったら、初め…

分割統治

あーだこーだ悩んでいましたが、突然「ボード分割すればいいやん」とひらめきました。いや、それなら別にBF533のドーターカードとしてRebunを作ってもいいんですけどね。 今のところこんな案です Yonaguni ADSP-BF532 AD1935 SDRAM SPI-FLASH(boot) 8ch ADC …

Yet Another Amature Blackfin board builder.

David Rowe's Web Site, is the second web site which I found as Amature*1 Blackfin Board making. In his Blog, you can see his BlackfinOne Board. When I saw the Amateras board first time, I was very shocked that one independent engineer crea…

こっちも少し方向変更

だいぶ無線よりになったYonaguniですが、いっそ小型のBlackfin評価ボードとして考えてもいいかなと思っています。とはいってもEagleのライセンスの関係で、売るわけではありませんが。 電源等の関係でこちらのほうが敷居が低いので、先にYonaguniを作るのも…

再考察

諸事情あって少しだけ時間が戻ってきましたが、Rebunに集中できるほどでもありません。そういうわけで電車の中で改めて構成を考え直したりして。 SDRAM だんだん無くてもいいやって気になってきました。そもそもSDRAMが無くても私が考えている実験に問題はあ…

.initへの変更

先日書いた、「startの.initへの移動」g:blackfin:id:suikan/20070114 のコードをCVSにアップロードしました。 SourceForge TOPPERS/JSP for Blackfin コードの差分 プリンタ・ポートJTAGがなぜか不安定で、ブレークポイントの設定すらしくじります。元のバ…

信号処理以外で

ふと、信号処理以外で何か電子回路関係の遊びを追加すると何だろう、といったことを考えました。 ARM7マイコンはちょっと近すぎます。開発環境まで同じ系統では面白くありません抽象化を高めてほとんど触っていないIT系でしょうか。面白くなさそう。 抽象性…

AD1935

まだ量産が始まっていませんが、AD1935というオーディオ・コーデックのことを耳にしました。 AD1935 仕様は: 192kHz 24bit ADC 4ch DAC 4ch SPIコントロール 3.3Vレギュレータ内蔵 48pin QFP すばらしい。BlackfinでSDRをやるために作られたような石です。(…

境界が淡い

なんとはなく、仕事と同分野の趣味を楽しめ!という話で盛り上がりました。 相手は家で適応フィルタ・システムを組むような猛者です。「そのくらいの余裕がないと生活がつまらん」という話しから始まって、「こっちのほうが面白いし」という、身も蓋もない話…

orz

話は4年前に遡ります。 A7V8X + Mobile Athlon 1800+でデスクトップPCを作った。 Windows 2000 HDDミラーリング 静かにするためにSmartDriveを利用 かつ、毎日バックアップ HDDが頻繁に壊れる SmartDriveをやめる HDDが壊れなくなった VMWareが遅いので主記…

.init

「将来のことを考えるなら、startは.textではなく.initであるべきではないか」というコメントをいただきました。VisualDSP++は、startラベルを特定番地に強制する機能をLDFに持っています。GNUツールチェーンは同じ方法が使えないので別の方法を考えなければ…

Release 2.0.1

昨年末までのバグフィックスとBF537対応を含んだRelease 2.0.1を発行しました。 https://sourceforge.jp/projects/toppersjsp4bf/ 発行直前にほんのすこしstart.Sをいじっていますが、機能に変更はありません。数バイトサイズが小さくなっています。

2007年の目標

Blackfinソフトウェア・ラジオ Rebunの基板組み立て SDRに関しては昨年Rebunに舵を切ってから俄然やる気になっています。ここ2ヶ月ほどは本業の関係でRebunに十分な時間を割く事ができていませんが、ゴールデンウィーク前には本格的に動く事ができるようにな…

2006年を振り返る

遅ればせながら、昨年の電子工作の反省など Blackfinソフトウェア・ラジオ ADCを接続する PLLに挑戦 昨年頭には455kHzでの動作が、アナログ無しといえど実機で確認できました。その後ADCボードを作るつもりだったのですが、途中からボードを起こすことに目標…

100dB

SDR

昔は「受信機のRFに要求されるダイナミックレンジは100dBもある」といったことをよく聞きました。 だから高感度、かつ大入力に耐えるフロント・エンドが必要なのです。しかし、そんな高性能のフロント・エンドを広帯域で使うなんてことは夢のまた夢でした。…

コメント・ファースト

世はテスト・ファーストなわけですが、私は漸く関数仕様のコメントを本文の前に書くようになりました。ダメですね。

複素信号処理

ここのところ騒いでいるCQ誌付録のSDR基板ですが、SDR-JAPANで「複素信号処理がわからない」という声を聞きました。 複素信号処理、といっても私が理解しているのは極狭い範囲です。それでもSDRの基本原理を理解するには十分すぎるほどです。結局のところSSB…