2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

hex生成とアセンブリ

gcc

OpenSUSE上にgnuのツールチェーンをインストールしたので、少し先に進んでみました。以下のコマンドでhexファイルを生成できます。 $ bfin-elf-gcc test.c $ bfin-elf-objcopy a.out -O ihex test.hex 出来上がったhexファイルを1バイトずつシミュレータに打…

gccバイナリのインストール

gcc

Cygwinのバイナリをblakcfin.uclinuxから取って来てインストールしましたが、bfin-elfがありません。bfin-uclinuxだけです。仕方がないのでOpenSUSE環境にbfin-gcc-3.4-4.1.i386.rpmをインストールするとbfin-elfもインストールされました。 とっつきにくい…

3か、3Eか、それが問題だ。

がけっぷちなりに頭の中はRebunで一杯だったわけですが、昨日書いたようにMax IIがSpartan 3Eか悩みつつ、限りなくSpartan 3Eに傾いています。しかし、そもそもこのチップ、聞いたところによると現在はまだ個人用に少量では入手できないとのこと。別にSpartan…

崖っぷち

先週末何をしていたかと言うと、ヤフオクでエレキギターを眺めていました。うわはは。駄目人間。もう、ここに書いただけで、「エレキギターを買って何をしようとしてるか」もろバレです。それほどまでエフェクタで遊びたいのか > 俺。 結構がけっぷちでした…

構想

だいぶ固まってきました。基本方針はSDRの実験プラットホームです。 ADSP-BF532 176pin LQFP品です。400MHz。 Flash ROM バス接続の1MB品です。blackfin.uclinuxの掲示板を見ると、jtagtoolはCFI対応であればどのようなFlash ROMにも対応できそうです*1。そ…

EAGLE Non Profit版

フリー版でEAGLEの評価を行ってきましたが、いくらか感触がつかめましたのでNon Profit版の価格を代理店に問い合わせました。Non Profit版だと10x16cmの4層ボードまで作ることが出来ます。 Non Profit版は、第三者を含めて生成物が生産に回されないことが求…

名前決めました。

SDRプラットホームの名前はRebunに決まりました。わー、ぱちぱちぱち。パフパフ!! 礼文島から名前をいただきました。花の浮島。一度は行ってみたい所です。基板に名前をつけるのは見ていて痛々しいという声も聞こえそうですが、名前をつけないといちいちわ…

Cognitive Radio

最近、Reconfiguarable Radioとか、Cognitive Radioといった言葉を聞きます。前者はReconfigurable Logicを使って、SDRを実装しようというものですね。同様アイデアは別段新しいものではなく、SDRを作るという動機がそももそも再構成可能なラジオです。FPGA…

だいぶわかってきた

週末を通してEAGLEにべったりとくっついていたおかげで、だいぶいろいろなことがわかってきました。ちょっと困った点が一つ。 MAX IIのデバイス定義を行いたいのですが、一旦デバイスとして作りこんでしまうと、ピン名を変えることができません。ピン名を変…

練習中

SDRボードを作る、となるとやらなければならないことはたくさんあります。とりあえずどこから手をつけてもいいので、好きなところからやってみましょう。ということで、EAGLE PCB CADです。ざっと見たところ、LibraryにBF532はあるものの、BGA。目的のFLASH…

公開するメリット

毎度のことですが、BlogやWebサイトに書いたことが、より詳しい方から誤りを指摘されると本当に勉強になります。そうして得るものを考えれば、間違えて恥をかくなんてのは些細なことです。 その一方で、こんな意見もあります。 そういう点において、掲示板や…

MAX IIではCICフィルタを実装できない。なんてことはない。

SDR

天空より(できないことはないぞ)と声が聞こえてきまして*1、再度検討したところ、MAX IIでも出来そうだという結論になりました(^^; 指摘を受けたポイントは大きく二つ オシレーターは、1,0出力を得ればよい ミクサーに乗算器は不要 1には気が付いていたの…

MAX IIではCICフィルタを実装できない

SDR

トラ技の特集を読んで勉強したところ、MAX IIの集積度ではCICフィルタを実装できないことがわかりました。正確に言えば実装できるのですが、その前段のミクサと局発を実装できません。意味なし。Spartan 3を使えば実装できますが、どんどん話がでかくなって…

難儀

gcc

TOPPERS/JSP for BFのgcc版は初っ端から躓いています。 まずはツールのビルドと思い、http://blackfin.uclinux.org/ からツールチェーンをダウンロードしましたが、binutilのビルドでエラーが出ます。ドキュメントをよく読むと、uClinuxのカーネルとヘッダー…

自作DAC

これはびっくり。DACを自作されている方です。抵抗ラダーで(^^; このR-2RのDACは昨年(2005.12.3)のオフ会ではじめて聞かせていただきました。 楽しく音楽が鳴っているのを聞いて、私も一度つくってみたいなという気がおきてきました。 作ってみたいから作る…

目標をたてる

SDR

この春のADuC7026関係の工作で、電子楽器を自作されている方々から、大いに影響を受けました。さらにWanderlustさんのディジタル・エフェクタでさらにやる気をそそられました。で、いろいろ見直しているところですが、どうもうこう、小さくまとまりすぎてい…

Blackfinによるエフェクタ

WanderlustにBlackfinによる自作デジタルエフェクタが紹介されていました*1。 すごいですよ!四層基板でしょうか。EZ-KITよりでかい基板を発注して手作業で組み立てていらっしゃいます。こういうのを拝見すると、自分の小ささがわかります。ガンガンやる気が…

掲示板絶不調

スクリプトをいじったところ、不安定になってしまいました。困った。

そしてゴールデンウィークが終わる

長かった黄金週間も幕です。原稿書きのしわ寄せが来て割とばたばたしましたが、会社は休めたので結果的には猛烈にやりたいこと、やらなければならないことを消化した一週間でした。恵まれてますね。 さて、Blackfin空挺団に関しては今年前半を終わって、ゴー…

富豪的アプローチ

id:suikan:20060505の続き さて、「リソースをケチるな。よいプログラムにしろ」という富豪的プログラミング、あるいは富豪的アプローチですが、私の感覚ではこれは古典的DSPプログラミングの対極に位置します。 いにしえのDSPプログラミングではすべてを決…

富豪的プログラミング

とある会合で「富豪的アプローチ」という話をしたら、「それは面白い、よく使われる言葉ですか」とたずねられました。その時点で私は原典に当たっていませんでした。馬鹿な話です。すみません。 原典は増井俊之氏による「富豪的プログラミング」で、初出はbi…

トリプル・バッファ化のアイデア

一昨日書いたように、EZ-KIT Lite BF533の上ではAD1836のLRチャンネルだけを取り出すことが出来ません。しかし、もし取り出すことが出来ていたら、トリプル・バッファ化が必要になっていたでしょう。 ダブル・バッファは信号処理とデータ転送を同時に行うう…

VisualAudioで遊んでみました

残念ながら簡単なトークスルー(オーディオ・ループバック)でも出力バイナリのサイズが32KBを超えてしまいます。これではEZ-KIT Liteで遊ぶことは出来ません。 仕事用にVisualDSP++のライセンスは持って帰っているので、ためしにどんな具合か動かしてみまし…

なお、このテープは自動的に消滅する

blackfin.orgのforumを読んでいたらこんなやり取りがされていました。 Destroying DSP セキュリティ確保のために自己破壊機能を付加したいとのこと。ちょっと遅れましたが、タイミングがよかったら「出力回路直結」で参加したかったです。最近のチップは保護…

AD1836とTDM

Blackfin空挺団で公開しているAD1836制御タスクは、サンプルあたり8ワードのデータを送受信します。しかし、実験用にはLRステレオで十分ですので、SPORT0_MTCS0およびSPORT0_MRCS0を0xFFから0x11に変更して、2ワードだけ送受信したいと考えました。 しかし出…