MAX IIではCICフィルタを実装できない

トラ技の特集を読んで勉強したところ、MAX IIの集積度ではCICフィルタを実装できないことがわかりました。正確に言えば実装できるのですが、その前段のミクサと局発を実装できません。意味なし。Spartan 3を使えば実装できますが、どんどん話がでかくなっていますよ(笑)。DSPを使う意味がなくなってつまらないのでこれはやめです。IF455KHzならBF532で十分なんだし。
しかし、MAX IIはいいデバイスですね。値段とサイズもいいですが、何と言っても入出力の自由度の高さがすばらしいです。いろいろ考えた結果、グルーロジックとして残すことに決めました。
一方で悩みが深いのがDRAMです。ADSP-BF532は48KBのL1命令メモリを持っていますが、はてこれで足りますかどうか。gccがVDSPのccくらい効率のよいコードを吐いてくれるならSDRAMはいりません。TOPPERS/JSPの移植待ちですね。
yahoo groupのsdrメールリストを読んでいたら、DDSの話題で盛り上がっていました。AD9851が人気です。マスタークロックの逓倍機能があるのがいいところで、24.576MHzを放り込んで、内部で146MHzの源発振として使うことが出来ます。仮に第一中間周波数を10.7Mhzとすると、15MHzまで受信できるラジオを作る場合、局発は25.7MHzまで必要です。ナイキスト周波数が73MHzなら十分高いといえるでしょう。
我ながら口ばっかりなら何とでもいえるなぁ。