2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

TOPPERS/FDMP

マルチプロセッサ向けのTOPPERS/FDMPが公開されました。 http://www.toppers.jp/fdmp-kernel.html 楽しそう(^^)。でもBF561に移植する余裕は私にはありません。きっぱりありません。

システムサービス

VisualDSP++4.0にはSysterm Services and Device Driversという機能が人知れず突っ込まれています。これ、地味ですが実はとても便利です。 PLLの設定を周波数で指定できる。 SDRAMのスペックを指定すると、コントローラをきちんと設定してくれる。 しかもSDR…

フリーの波形編集ソフト

http://www.sp.m.is.nagoya-u.ac.jp/people/banno/spLibs/spwave/index-j.html 波形を見ながら編集できるソフトです。ちょっとしたオシロスコープ替わりに…と思って探し当てたのですが、よく見ると名大の板倉研に近い方の作ったソフトでした。恐れ多い。 ち…

エンベロープ

アタックやディケイを行うためにエンベロープを生成しなければなりません。当初、16bitの積による等比数列を考えましたが、あっさり廃案。精度が足りません。次にテーブル・ルックアップによるexp関数を考えましたが、これもクロックサイクルばかり増えてう…

VCF

VCFには状態変数フィルタを使うのが良いようです。このフィルタはQと周波数特性を独立して設定できるのがよいところで、IIRフィルタで実装してもその特徴は生きたままです。 状態変数フィルタについては、シンセサイザーに使える例がこちらにたくさんありま…

アナログ・シンセサイザーについて調べてみた

せっかくだから、俺はこの赤い扉…じゃなくてアナログ・シンセサイザーについて調べてみました。Chuckさんが製作中のg:emusic:keyword:山下シンセの記事は、私も中学生のときに連載を読んでおり、おぼろげながら原理は理解しています。そこで思いつくキーワー…

40オクターブ

Chuckさんのトップノート・ジェネレーターに刺激されて、ADSP-BF533で12半音階分の正弦波同時生成実験。 周波数は32bitで指定しますので、精度は十分なはずです。実験してみると、サンプル周波数48KHzで12音同時生成による負荷上昇率は2.5%強。OSのオーバー…

最適化しやすいコード

昔と違ってコンパイラの性能があがっているため、技芸を凝らした(とプログラマが思っている)コードよりも、素直にアルゴリズムを表現したコードのほうが最適化されやすい傾向にあります。配列よりポインタのほうが速い、ってのは今は幻想です。大抵は同じで…