2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハードウェア・ブレークポイント

下のエントリで実装したリセットはうまく働きます。しかし、このコードを実行するとハードウェア・ブレークポイントが解除されることに気をつけなければなりません。つまり、 ロード ハードウェア・ブレークポイントの設定 ラン と言う手順を踏むと、ブレー…

もうちょっときれいに

昨日のコードを少し書き直しました。 void boot_for_gdb(void) { if ( ! (*pSWRST & RESET_SOFTWARE ) ){ /* ソフトウェアリセットが起きていないなら以下実行 */ *pSWRST = 0x07; /* 内蔵ペリフェラルのリセット */ asm volatile( "ssync;" ); *pSWRST = 0x…

GDBのリセット問題に対処

すこし時間がとれたので懸案問題にとりくんでみました。解決できたように思います。取り組んだのは「gdbproxyでターゲットにダウンロードしたときに正しく実行できない」問題です。これはVisualDSP++を使ったときには発生しません。原因はgdbproxyがターゲッ…

初ラの付録基板

そういえば、私がこの方面に進むきっかけとなった初歩のラジオ誌*1には、基板がついていました。 厚紙の上に実体配線図が印刷されており、エポキシ接着剤をしみこませて切り取って使います。キリであけた穴に卵ラグを当てて留め、そこに部品を実体図どおり半…

CQ誌11月号にSDR基板

まだ詳細は不明ですが、ソフトウェア無線の基板がつくとのこと。部品は別売りで自分で半田付けと見ましたがどうでしょうか。

日経エレクトロニクスにR8C/Tiny基板

1月1日号に付録としてつくとのこと。しかし日経エレクトロニクスの読者ってそんなもの望んでますかね。技術動向記事に期待して買っているんだけどな。

生活感あふれる話

しばらく時間を取れなくなってしまいました。いや、日がな一日鎖につながれてつるはしを振るっているわけでもありませんが、ここにDSP話やRebunの進捗をそこそこのペースで書けるようになるにはしばらくかかりそうです。 RSSリーダーに登録して気長にお待ち…

相変わらず

BF537とBF533でワークディレクトリを共用していましたが、分けたところきちんとgdbproxy経由でロードできるようになりました。じゃ、ディレクトリを共用していたのが悪かったのかといわれると、それもちょっと違う気がします。だってシミュレータにはロード…

うーむ。

BF537のEZ-KIT Liteを借りてきてテスト中です。linuxでビルドしたサンプル1の挙動が変です。 VisualDSP++からUSB経由でボードにダウンロード 正常動作 bfin-elf-gdbのシミュレータにロード 0xffa00000番地から正常に配置されている。 gdbserver経由でターゲ…

最近の動向

またチョコチョコいじっています。2.0リリース後のCVSへのアップロードをまとめておくと BSS初期化コード追加 GNU環境においてBSS領域を初期化していないバグを修正しました。 make_priority_maskを整理 繰り返し現れるループ文がわずらわしかったのでマクロ…

あしかを試しています

はてなグループのタスク管理機能、「あしか」を試験的に使っています。使えるのは知っていましたが、Chuckさんが使っているのを見るまでは、特にやってみようとは思いませんでした。あしかは実際に株式会社はてなが使っているタスク管理方法を電子化したもの…

GDBに固有の問題?

VDSP++では発生しないものの、GDBを使うとたまに異常な割り込みを起こして停止する問題が発生しました。たまにというのが曲者で、出るときにはガンガン出ます。調べたところ、どうやらGDBがプログラムをロードするときにプロセッサを明示的にリセットしない…

bug #9126

BSS初期化コードを入れた版をCVSにアップロードしました。

部品発注

digikeyの在庫状況やAnalog Devicesのサンプル状況が刻々変わるので、主要な部品を発注することにしました。AD1888はADIからサンプルを取れず、かつdigikeyでは非在庫保有扱いのため、AD1981Bに変更しました。また、M25P80も非在庫保有であるため、M25P40に…

LEDチカチカ

一説によるとLEDチカチカは組込みの"Hello, World"だそうです。なのでトラ技4月号のMAX II基板用にがんばって作ってみました。たった今、目の前で元気に点滅しております。 ここにいたるまでにVHDLやQuartusについて学んだことは: VHDL library宣言 entity…

GPUによるベクトル計算

ストリームと銘打っていますが、ベクトル・プロセッサですね。スーパーコンピュータです。 これまで同社製GPU上ではHavok FXによる物理演算ができたが、演算可能なストリームデータの範囲を拡大し、金融、医療などのエンタープライズ向け汎用ストリームデー…

ん〜今年は難しいかな

いろいろと片付けないといけないことが山積していまして、実作業は難しそうな風向きになってきました。 パーツ登録 回路図書き上げ くらいはこそこそと続けて行きたい所存です。あとはQuartusで遊ぶかぁ。

Quartus II お勉強

今日は台風による大風と大雨でした。帰りの電車が止まるとまずいので早々に退社してまっすぐ家へ秋葉原へ。部品を2,3買って帰りました。で作ったのがこれ。 Quartus IIからプリンタ・ポート越しにサンプル・プログラムをダウンロードしました。ダウンロード…

ループ命令

昨日、というか今朝のエントリに、もなかさんよりコメントをいただきました。 ループを実装するときにループ命令を使うか条件ジャンプを使うかですが、速度が必要なければもちろんどちらでもいいです。どちらでもいいだけに趣味の時には真剣に考えねば(w ハ…

チェビシェフ多項式近似による関数補間

C言語ソース 利用法サンプル C++活用DSPプログラミングで紹介されているミニマックス法による正弦波生成は、関数の多項式近似を利用したものです。ミニマックス法は、この多項式に与える係数列の求め方の名前です。 平方根の多項式近似についてミニマックス…

ライセンス管理

まやさんがEagleのLite Ed.を発注したとのこと。 Wanderlust 放浪猫の隠れ家 :: Eagle発注 で、コメント欄にて「ライセンス管理どうなってるんだろう」と盛り上がっています。ライセンス管理がどうなっているのかは本当のところわかりませんが、探せばこんな…

bss初期化忘れ

gccを使う場合にbssを初期化せずに使うと言う愚を犯していました。いちおう動作を確認したコードをcvsに置こうとしたのですが、ブランチがどうのとエラーが出て置けません。明日だな。 いちおう、記録。bf533/bfelf.ldの変更箇所(71行目より) .bss : { __bss…

ByteBlaster

トラ技4月号のMAX II基板からMAX IIをはがすと、ByteBlasterになることに気づきました(^^;

Altera Quartus

Cyclone IIの設計に使うQuartus II Web versionをダウンロードしました。インターフェースに野暮ったいところがありますが、これならそれほど苦労せずに使えそうです。 当初実装しなければならないのは 24.576MHzの8分周回路 3MHzクロックで動作するDラッチ …

PPIのFSYNC1

通勤電車の中で突然「FSYNC1」が必要なことに気づきました。FSYNC1はPPI用のフレーム同期信号です。私の設計ではワード同期のみを取り出す方法だけを考えていました。 FSYNC1は、現在の構想のようにADCから入った信号をそのままPPIに送り込むようなアプリケ…

怒られた

一日PCにしがみついてRebunのパーツ/回路図を入力していたら怒られました。当たり前ですねぇ。 ADCのフロントエンドに高速差動アンプを入力したらFPGAを除く信号系は終了です。電源はシリーズ・レギュレーターをがーっと並べますので難しいところは無いです…

ステータスLEDを駆動するいくつかの方法

PFピンが足りません(-_-) こんな場合、真っ先に目をつけられるのはステータスLEDです。ステータスLEDはデバッグ用に必須なものです。しかし割込みも何も不要なものですのでボード機能としては贅沢品です。ですからFPGAのピンに追いやられたりするのです。 い…