GPUによるベクトル計算

ストリームと銘打っていますが、ベクトル・プロセッサですね。スーパーコンピュータです。

これまで同社製GPU上ではHavok FXによる物理演算ができたが、演算可能なストリームデータの範囲を拡大し、金融、医療などのエンタープライズ向け汎用ストリームデータの計算も可能にした。従来の方法と比較して16倍〓40倍以上の演算速度の高速化を実現できたとしている。

医療分野ではこの方面の技術を利用したがっていたのですが、いかんせんGPUの製造期間は医療機器の設計開発期間程度しかありません。言い換えれば、設計が終わるころには"Last Buy"の通知が来るわけです。しかし、APIを固定化すればこの問題はある程度ですが解消できます。トランス・ポータブルな検査機器での採用が増えるかな。
あと、やはりMatLabは対応するでしょうね。これまでは1時間かかっていた計算が2分で終わるのですから、研究者には朗報です。