2006-01-01から1年間の記事一覧

エフェクタ + プラグイン

SDR

VisualC++ & portaudioが思いのほか敷居が高く、放り出したわけですが、しつこく情報収集だけはしています。MinGW + wxWidgets + portaudioはどうだ、などと調べているうちに、別の方法があることに気づきました。たとえばAudacityは、サウンド・エディタで…

またもやWindows2000の壁

SDR

下のportaudioですが、Windows SDKを入れようとしたところ、「このOSには対応していない」とメッセージが出ました。Windows XP, Vistaで無ければならないようです。そもそもあまりいじっている時間は無いはずなので、すっぱりとあきらめることにしました。

portaudio

SDR

ためしにportaudioを覗いたところ、ユーザーコールバックに入出力が同時に渡されていました。この形式はマルチ・レート信号処理向きではありませんが、入出力を同時に使う処理に向いています。 と、いうことでもう少し踏み込んでみましたが、ビルドできませ…

Rocky

SDR

CQ誌の付録基板は、IQ出力をオーディオ帯域に持ってきます。この復調を行うのはPC側のソフトです。私はRockyを使っています。 Rockyは、帯域内の局の有無をFFTスペクトル・アナライザによって一望できるのが便利です。これはどのSDRソフトも持っている機能の…

2SK241

下にも書いたプリセレクタがほしいなと思って本をぱらぱらめくっていたら、2SK241が多用されているのに気づきました。無線機の設計と製作入門 (HAM TECHNICAL SERIES)作者: 鈴木憲次出版社/メーカー: CQ出版発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 1人 クリッ…

7MHz帯

SDR

今朝、10mのワイヤーをアンテナにして、漸く数局受信できました。7時半ごろで、朝のおしゃべりの時間だったようです。国内の局のほか、海外と交信中らしい局を聞きました。後者は英語からしてネイティブではありませんでしたが、「今朝は零下14度」と言って…

空挺団の管理ツール

ChuckさんがWEBサイトの管理ツールで悩んでいる様子。 いや、本物のCMSをやりたいというわけではなく(CGIの使えないサーバだし)、CMS的にコンテンツリソース(回路図とかイメージと文章)を管理するけれど、更新時にはスクリプトを動かしてファイル群をエクス…

冬休み

ついに、と言うか、やっと、というか。 倒れこむようにして冬休みに入りました。今夜からです。これから積みっぱなしのあれこれをつみ降ろしていかなければなりませんが、年内は、まぁ、片付けとかです。 とりあえず、久々に入ることのできた会社のラボでCQ…

SciLabによるウェーバー方式SSBのシミュレーション

SDR

前回のPSNに対してこちらはウェーバー方式です。 function [y]=weaverssb(x) // Weaver style SSB generator for SciLab // by Suikan. 2006 // create complex local oscillator. 1.5kHz assuming 48kSamples/sec [n,c]=size(x); lo = exp(%i*[1:c]*2*%pi*1…

SciLabによるPSN SSB

SDR

sdr-japanのほうにアップロードしたのですが、SciLabによるSSBのスクリプトを書きました。AFを複素フィルタで処理して音声信号から負の周波数成分を取り除く部分です。出力は複素信号です。 function [y]=psnssb(x) // PSN style SSB generator for SciLab /…

年末に向けて

このところ週末の自宅缶詰をもたらしていた仕事がやっと今終わりました。これで今週の出張が片付けば、あとは年末のお勤めである大掃除をこなすのみです。 そうすれば冬休みは遊べます。 でもその後また仕事漬けなんだよなぁ(T_T)

start.Sにあほなバグ

昨日Bug #9578をつぶした際、テスト用の無限ループコードをそのままCVSにアップしてしまいました。。あほです。すみません。 start:以降、 test: jump test としている部分を削除してください

exit_and_startの呼び出し状態

ものすごくトリッキーなバグが隠れていたのが見つかりました。実アプリケーションへの影響は非常に小さいです。 Bug 9578 exit_and_startの呼び出し状態が不定 exit_and_startsはTOPPERS/JSP 1.4.2のconfig.txtによればCPUロック状態から呼び出さなければな…

シンタックス・カラーリング

データ作ったらasmBlackfinも入れてくれるかなぁ architecture QSD of ComplexMixer is begin IOut <= IIn and IOsc; QOut <= QIn and QOsc; end Bar; 参考リンク:入力したプログラムコードを色付けするスーパーpre記法 シンタックス・ハイライトの実装につ…

ポインタ誤操作で転倒、怪我「ARMに責任なし」東京高裁が逆転判決

千葉市の公園で05年4月、当時17歳の女子高生がメール操作中に携帯電話が異常をきたし、驚いた女子高生が転倒した事故で、両親がARM社に約4096万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、東京高裁であった。あ〜る田中一郎裁判長はARM7TDMIの安全性に問…

vxget_tim()が0を返す

表記のような問題が起きました。VisualDSP++でビルドすると起きず、gccを使ったときだけ起きます。コンパイラの問題化と思い、gccでビルドしたバイナリをVisualDSP++上で見てみましたが、問題はなさそうです。で、デバッガで追跡したところ、CYCLESレジスタ…

E_CTXその後

続けて行った作業と試験の結果、同じ問題がstart.Sにあるivg14ハンドラのCPUロック用コードで発生する事がわかりました。ここも直前にcliを置くことで問題を解消する事ができました。このほかに、潜在的に問題になりそうなところを修正してCVSにアップロード…

眠れない

フィルタの実装について、神経がよじれるほど考えていたため2時を回ってしまいました。おかげで理解できたのですが、今度は頭が冴え渡り、横になっても物音が気になって眠れません。日本酒を一杯やっているところです。 夜、人に隠れて飲んでいると悪いこと…

isig_tim()がE_CTXを返す

timer.cの中でisig_tim()がE_CTXを返すというバグが見つかりました。 bug 9512 調べてみたところ、このエラーはisig_tim冒頭のCEHCK_INTCTX_UNLマクロで検出されていました。このマクロは 非タスクコンテキスト CPUアンロック の条件が同時に満たされない場…

どうでもいい話ですが

SDR

IQ信号に追いかけられる夢をみてうなされました orz メールが来た 今日、部品発送だそうです。正夢だったらしい(違

あれこれ

SDR

先日発注したSDR基板の部品ですが、まだ「処理待ち」だそうです。処理待ちが何を意味するのかわかりませんが、まぁ、正月には間に合えばOkです。 その他、ADuC7026でSSBを生成する方法を考えてみました(w。こいつはだめそうです。演算時間は問題なさそうです…

惨敗

SDR

DirectSoundのSDKを入れようとしてダウンロードしたら、DX9 SDKはWindows2000非対応という非情なメッセージが。

思考実験

ADuC7026でSDRを実現できるか(笑)。 CQ誌のおまけ基板を使うと仮定しましょう。ARM7TDMIは乗算に3クロックほどかかり、しかもループ命令はありません。したがって、積和1回あたり10クロックくらいかかると見ていいでしょう。24KSPSのとき、45MHzのADuC7026は…

Light Weight DSP

10日のコメント欄にまやさんが軽量DSPをお探し中と書き込まれていました。あらためて考えてみましたが、Freescaleの56F8013なんかどうでしょうか。 詳しく見ていませんが開発ツールはフリーのようです。スペックを見ようとしたのですが、なぜかダウンロード…

付録SDR基板

この基板の回路をみていてうまいなと思うのは、オーディオ出力のBPFを大幅に端折っていることです。設計ではカットオフ周波数100KHzの1次LPFとなっており、当たり前に考えると48KHzサンプルのADCに入力する信号としては使い物になりません。しかし、後段のAD…

IF回路

で、下に書いたJA7TDOのBlogを読んでいたら、DDSを使ったフロントエンドの基板が紹介されていました。面白そうです。Rebunは455KHzのIFをサンプルする予定ですが、このフロントエンド基板を改造したらRebunでも使えるかもしれません。

近況

やっと長期出張から復帰しました。でもRebunに取り掛かるにはまだ1ヶ月くらいかかりそうです。

CQ誌にソフトウェア・ラジオ基板

いしかわさんのところやRJBさんのところで触れられていた基板です。設計はJA7TDOで、Blogを読むこともできます。2系統のアナログ・スイッチを4相で駆動してIQ信号を作り出すという、メリゴ式SSBと同じ要領の複素ミキサーを使った基板ですQSD。局発周波数±24K…

インターフェース誌にBlackfinの連載

2007年1月号から。第一回の1月号は、総論的な話とトークスルーでした。オーディオ信号処理に的を絞った連載です。ターゲットはADSP-BF533ではなくADSP-BF537。

ライフハック

が、流行だそうなので電子技術者向けの奴を一つ。 AΩとBΩの並列抵抗を求めよ。となると、A*B/(A+B)をかりかりと計算しますね。それが面倒なら定規だけで知ることができます。図は4.7KΩと3.3KΩの例。 基線の上に長さAと長さBの直線を垂直に引き、それぞれの端…