Rocky

CQ誌の付録基板は、IQ出力をオーディオ帯域に持ってきます。この復調を行うのはPC側のソフトです。私はRockyを使っています。
Rockyは、帯域内の局の有無をFFTスペクトル・アナライザによって一望できるのが便利です。これはどのSDRソフトも持っている機能のようです。スペアナ内蔵の無線機は20年以上前からスタンダードなどが売っていましたが、最近はやっているSDRソフトはスペクトログラムまで表示できます。
スペクトログラムは便利な機能で、信号の有無だけではなく時間変化の履歴をパターンとしてみる事ができます。そのため、雑音なのか音声なのかが一目でわかります。さらにSSBなのかAMなのかもわかる点も便利です。
ただ、なぜRockyがスペクトログラムを"Waterfall"と呼んでいるのか、私は首をひねっています。スペクトログラムをWaterfallグラフとして表示することはできますが、このソフトの場合意味がありませんし、そもそもRockの表示形式はWaterfallではありません。勘違いでしょうか。

追記

どのソフトもこの形式をWaterfallと呼んでいます。白糸の滝のようにスペクトルがスクロールしていくからかもしれません。しかし、これ、waterfallグラフじゃないんですよね。紛らわしい。