PPIのFSYNC1

通勤電車の中で突然「FSYNC1」が必要なことに気づきました。FSYNC1はPPI用のフレーム同期信号です。私の設計ではワード同期のみを取り出す方法だけを考えていました。
FSYNC1は、現在の構想のようにADCから入った信号をそのままPPIに送り込むようなアプリケーションでは不要です。しかし、FPGA内部で信号を複素化して解析信号の処理を行う場合、出力もIQ信号として時分割で別々に出すほうが合理的です。しかし、ワード同期のみではこれはできません。なぜなら時分割で出力するとしても、受け取ったほうはI,Qいずれの信号かを見極める事ができないのです。
そこでFSYNC1(TIMER1端子と多重化されている)をFPGAに接続することで、DSPはどちらのワードがFPGAから送られたのか認識できるようになります。