構想
だいぶ固まってきました。基本方針はSDRの実験プラットホームです。
- ADSP-BF532
- 176pin LQFP品です。400MHz。
- Flash ROM
- バス接続の1MB品です。blackfin.uclinuxの掲示板を見ると、jtagtoolはCFI対応であればどのようなFlash ROMにも対応できそうです*1。そこで、1MBのFlashを使ってBlackfinのJTAGポートから書いてやろうという魂胆です。
- SDRAM
- SDRをターゲットにする限り、当面は必要ないのですが手軽なおもちゃとして使う場合にはあったほうが楽しそうです。それにまかり間違ってメモリが足りないなんてことになったときにはやはりあるほうが便利です。もっとも、最終決定と言うわけではないので消える可能性はあります。なくてもいいなぁ.
- AD9235
- 65MSPSの12bit ADCです。フロントエンド用。455KHz IFにはオーバースペックですが、10.7MHzに挑戦するならこのくらいは必要です。宝の持ち腐れはもとより覚悟の上。
- AD7888
- 12bit 8ch ADCです。低速ADCで、ボリュームの読み取りなどに使う予定。
- AD5328
- 12bit 8ch DACです。低速DACで、ちょっとした制御などに使う予定。
- AD1881BL
- AC97コーデック。アナログ3.3Vが味噌。外部部品が少ないのもナイスです。制御の面倒さには目を瞑りましょう。
- AD9859
- 400MHz DDS。これ必要かぁ?(笑)
- MAX II
- 570LE品。100pin TQFP。一番悩んでいるのはこれです。ADCとPPIの間に入れて10.7MHzで遊ぶときに活用しようとする目論見です。が、意外に570LEのMAX IIって高いんです。240LEだと、CICフィルタのように長い加算が必要なものには使えません。もちろん、買えないほど高いわけではなくて、その値段ならSpartan 3Eのほうが面白いかもしれないと悩んでいるのです。Spartan 3Eは高速信号処理用の乗算器マクロを搭載していますので、遊びの幅が広がります。VHDLの勉強をするならMAX IIでもSpartan 3Eでも同じでしょう。問題はSpartan 3Eの調達のめどが立たないことです。digikeyにもRSコンポーネンツにも扱いがありません。ESECでXilinxの人に聞いてみます。
構想はこんな感じです。「お前の腕では特性は出ないだろう」という声は謹んでお聞きしておきます。ただいまトラ技のバックナンバー等でレイアウトの勉強中。プロと違ってコスト圧力が小さいのが救いです。
*1:例外はありそうですが、必要は修正は軽微なようです