2007年を振り返る
Chuckさんのまねっこではじめたこの企画も三回目でしょうか。
Blackfinソフトウェアラジオ
2007年のうちにRebunの基板を見ることができるだろうと思っていました。昨年はこんなことを書いていました。
SDRに関しては昨年Rebunに舵を切ってから俄然やる気になっています。ここ2ヶ月ほどは本業の関係でRebunに十分な時間を割く事ができていませんが、ゴールデンウィーク前には本格的に動く事ができるようになるでしょう。
とんでもねぇ。その後体を壊し、GWにけりが付いているはずのプロジェクトは8月まで引きずり、うんざりする暇もなく別プロジェクトが始まったのでした。今は何とかフリーなのですが、気分的に再始動可能になったのは12月でした。
一方、端っこではちょろちょろ進んでいる
2007年は嫌になるほど移動していたため、飛行機の時間待ちや飛行中にあれこれ考えることが多かったです。IQのアンバランスの補正なんかは、そのときに考えをまとめたものです。libbfdspのおかげでお払い箱になりましたが、gcc用のFIRフィルタはヒースロー空港横のホテルで一日時間をつぶしているときに書きました。この日スコットランドでテロがあったんだよなぁ。今年は落ち着いて仕事ができそうです。
年末にかけてPizzaFacotry 3.1.1 Expressに矢継ぎ早にソフトウェアを移したのは、記憶に新しいところです。
- Talkthrough
- libbfdsp
- DDS
- PF割り込み(これは今年に入ってから)
もうひとつ、秋口にはJTAG ROM Writerを作りました。これは、AmontechのJTAG KEY、つまりBest TechnologyのTINY JTAGを使って、SPI FLASHに書き込もうというものです。とりあえず動いたというレベルですが、公開中。ポイントはJTAG設定さえきちんと行えば、どんなプロセッサにも対応できることです。
そんな感じでRebunに関しては一進一退の一年でした。