Ubuntu 7.10

年末に向けてどんどんアクティビティが落ちています。師走は忙しいですね。しかし、それはそれ。華麗な酔歩運動で隙間を縫いつつ、あれこれ突いています。
この冬一番注目しているのは例のlibbfdspです。どうやらライセンス関連についてはGPL汚染の心配はないようです。ということで、TOPPERS/JSP for Blackfinにリンクすべく活動中。
の、はずなのですが。ここにきてVMWare上にインストールしていたOpenSUSE 10.1がとても不安定になってきました。もともとOpenSUSE 10.1はVMWare上に置くと時々ネットとつながらなくなる問題が生じていました。これは私以外でも起きているらしく、各種情報がネット上にあります。例えばmasezou hacking:VMware + SUSE Linux。これらのサイトを参考にいじってみましたが、改善の兆しはありません。ネットにつながらなければuClinuxプロジェクトからパッケージを持ってくることもままなりません。Windows Hostからコピーしてもいいのですが、いっそのことと考えてOpenSUSE 10.3に移る決心をしました。幸い、10.3はVMWareイメージがVirtual Appliance Marketplaceにアップロードされています。これを使えば簡単。
の、はずなのですが。イメージにVMWare toolboxがないという衝撃の事実が。VMWareを使い慣れていない方のために説明すると、このツールはVMWareのウインドウサイズに合わせてゲストOSのデスクトップサイズを変換するなどの機能を提供する必須ユーティリティです。で、必要に応じてVMWareからインストールできるのですが…イメージにGCCがない(-_-)。しかたがないので管理ツールYaSTを起動してgccを取得…失敗。なんでやねん。
結局諦めて、これまでちょっと触っただけのUbuntu 7.10のVMWareイメージに移行することにしました。Ubuntuは最近注目を浴びているLinuxディストリビューションです。当初私の手元ではぎごちなかったのですが、主記憶メモリの割り当てを512MBにしてからは比較的滑らかに動いています。VMWare toolboxも始めからインストールされています。そこで、開発用のパッケージを

apt-get install build-essential
apt-get install alien

でインストールし、ツールとディストリビューションをインストールしました。

ダウンロード後、toolchainパッケージを次のようにしてrpmからdebに変更します。

sudo alien blackfin-toolchain-07r1.1-3.i386.rpm
sudo alien blackfin-toolchain-elf-gcc-4.1-07r1.1-3.i386.rpm
sudo alien blackfin-toolchain-elf-gcc-3.4-addon-07r1.1-3.i386.rpm

生成されたdebパッケージはダブルクリックしてインストールします。ディストリビューションはtar.bz2なので展開します。
今日作業したのはここまでです。シャンパン飲んだのでこれ以上の知的作業は不可能。
//このあと、しょぼく続く。