コツが掴めてきた
コツがあるのかよ!と突っ込まれそうですが、癖というか、地雷を避けながらEclipseでBlackfinアプリのデバッグをする方法が分かってきました。
きちんとしたまとめは、空挺団の方に書きますが、現時点で分かっていることを書きなぐると、
- bfin-elf-gdbとbfin-gdbproxyの組み合わせは、disassembleコマンドが異常に遅い
- そのため、上の組み合わせをEclipseから使うと、EclipseのDisassemble Viewがタイムアウトし、以降の操作が破綻する
- ブレークポイントは快適に動作する
- レジスタの表示・編集も快適に動作する
- 変数の表示・編集も快適に動作する
- ソースコードを見ながらのステップ動作もOK
- デバッグ関連プロセス(デバッギ、デバッガ)のフォーカスがときたま変わる。このフォーカスを正しく設定しておかなければ、デバッガのコマンドを正しく発行することができない。
- デバッグのコンフィグレーションはC/C++ Local Applicationとして作ってもいいし、GDB Hardware Debuggingとして作ってもいい。ただし、前者ではデバッガ起動時にターゲットを停止させることができないので、後者の方が使いやすい。
- Windows Vista 32bit上のVMWare上でUbuntu Linux 8.04LTSを使う限りでは、JTAG KEYを使ったデバッグは使い物にならない。PCハードウェア上でUbuntu Linuxを動かせば、きちんと動作する。
といったところです。
アプリケーションのデバッグ環境が整いましたので、これらを文書化した後に懸案のアプリのデバッグに入ります。