チェック開始

年末購入したオシロスコープを引っ張り出して各部をチェックしてみました。
すでにLEDが点灯している3.3V系が問題ないのは当然として、VDDINTも1.2vがきちんと出ていることを確認しました。少なくともBF532の一部は生きているわけです。一安心。
ところが、次に27MHzを当たってみると、シチズンのモジュールから27MHzが出力されていません。はんだを当たってみましたが、問題ありません。回路図、レイアウト異常なし。ショート、接触不良の形跡なし。どうやら壊れているようです。心当たりはあります。実は組み立て時に間違って別のところに半田付けしてしまったので、一度はずしているのです。モジュールが熱でやられている可能性はあります。
少し考えた後、予備の基板にこれまた予備の部品を実装することにしました。3.3VのレギュレータとパイロットLED、そしてOSCモジュールのみです。チェックすると、綺麗な27MHzが出ています。さてどうしたものでしょう。予備の基板の組み立ては早くても来週着手です。27MHzのオシレータを追加で注文しするか、或いは手元のもっと大きなモジュールを空中配線で組み立てたものか。

追記

その後、27MHzのオシレータをはずし、再度ハンダ付けしたところ信号が出力されました。どうやらデバイス下部でショートしていたようです。怖い。
BF532にリセットをかけるとSPI FLASHにパルスが出ていますので、ブートシーケンスまで進んでいるようです。しかし、以前作ったJTAG FLASH Writerはフラッシュが見つからないといってきます。Writerをデバッガで追ってみると、そもそもBF532のJTAGが機能していないようです。このライターを使ってMAX IIのICODEレジスタは読めるのですが、BF532のICODEが読めません。かつてBF532のICODEは読めましたから、ライターの問題ではないと考えています。
回路図のチェック結果は問題ありませんでしたので、他の原因を探しているところです。