流行には乗るよ。もちろんだよ。

だって漢ですから。漢とかいて「おとこ」と読む。酔漢ですけどね。
流行のあれに便乗してみました。なんのことかわからない方は違うよ。全然違うよで検索してみてください。

「Blackfinって難しいんじゃないの?」
「なんで?難しくないよ」

「だってアセンブリ言語で組めるの?」
「もちろんだよ」

「なんで?だってDSPということはVLIW的なんでしょ?」
「違うよ。全然違うよ。」

「でも、ディレイ・スロットがあるんでしょ?」
「全然違うよ。全く関係ないよ。」

「へー、じゃあ、DSPVLIWの違いは何なの?」
「じゃあ、簡単に説明してあげるよ。まず、VLIWは難しいです。やたら命令の並列度が高いとかなんだ。簡単な命令を、横に並べて長くするからVery Long Instruction Wordと言う名前がついたんだ。これは難しい。手で書く死んじゃいます。でもDSPというのは信号なんだ。信号を処理するプロセッサのことなんだよ。」

「じゃあ、信号処理とDSPの違いは?」
「信号処理と言うのは、プログラムを書かなくてもいい。FPGAをコンフィグレートするだけでも結果を出すことができる。これは流行なんだ。でも、僕はエキサイティングだと思わない。速い回路も速くない回路も出てきちゃうからね。でもDSPの場合は、同じアーキテクチャ上で人間がコードを管理する。要は、やってることが見えるってことだね。この部分に僕はとてつもない何かを感じたんだ!」

DSPのいいところは何?」
DSPはまず一番の売りはスピード。いいところは外部DMAを持たなくてよくてFPGACPLDを持たなくてよくてだけど高速入出力はできる。入力から出力までの転送を内蔵ペリフェラルと内蔵DMAがしてくれるんだ。だから、コアとしてはアルゴリズム1本で信号処理ができる。僕はそこにほれた。Blackfinのいいところもそこだ!」

いまいち。もとネタがうさんくさいだけにDSPがうさんくさくなってしまった。