TINY JTAG到着
思っていたよりずっと小さいです。
- ターゲット基板から電源を取らない
- ターゲットの電圧を感知している。
ターゲット電圧にあわせてインターフェース電圧を変えているかどうかはわかりませんが、多分変えているのでしょう。
デバイスドライバのインストールも簡単でした。
PizzaFactory Express 3.11は現在ARMもBlackfinもTOPPERS/JSPプロジェクトを作る事ができない状態です*1。仕方が無いのでARM7のFree Standing*2環境で小さなプログラムを作りました。
シミュレータで動作確認した後、OpenOCD経由のデバッガに移行しました*3。いきなりエラーが出ますが、これは予想通りです。
Free Standingプロジェクトは、デフォルトではリソースの配置をなんら指定していません。ターゲットによってメモリ配置がまるっきり異なるのですから、配置未指定でビルドして通るわけがありません。まずは簡単なチェックでTINIY JTAGが生きているか確認しました。レジスタの一覧などは動作するのでOKでしょう。
Design Wave Magazine 2006 4月号の記事からldスクリプトを拝借してプロジェクトに追加しました。オプションでリンカの設定を変更していざ勝負。
make -k all 'Building target: arm_2plus3.out' 'Invoking: GCC C Linker' arm-elf-gcc -nodefaultlibs -nostdlib -static -Xlinker "-T memory.def" -o"arm_2plus3.out" ./main.o c:/progra~1/monami~1/pizzaf~1.1/plugins/jppizz~4.200/pizza/bin/../lib/gcc/arm-elf/3.4.3/../../../../arm-elf/bin/ld.exe: cannot open linker script file memory.def: No such file or directory make: *** [arm_2plus3.out] Error 1 make: Target `all' not remade because of errors. Build complete for project arm_2plus3
うーん、負けてます。memory.defというのがldスクリプトですがそれが見つからないといっています。ファイル名の頭に ./ や ../ をつけてみましたがダメです。
仕事があるので今週末はこのくらいにしておきます。
*1:報告済み。私のやり方が間違っているわけじゃないと思う。
*2:いい訳ないかな
*3:PizzaFactory Express 3.11にはADuC702x用OpenOCDコンフィギュレーション・ファイルが付いてくる