Blackfin空挺団の今後の予定

すっかり停滞している当ブログですが、信号処理で遊ぶ、SDRを作るといった目的は見失っていません。今ちょっとよそ見している格好ですが、長い時間かけた別プロジェクトにようやく目鼻が付いてきました。これで次のステップに進むことができます。

オーディオ・プラットホーム

今もくろんでいるのは、お手軽なオーディオ信号処理プラットホームです。一枚のボードの上にDSPだけでなくオーディオコーデック、制御用のスイッチ、ボリュームといったペリフェラルも集積して、手軽に実験ができるようなものになる予定です。実際に開発するのはソフトウェアなので、ハードウェアとして他の方の手に配るものができるかどうかは怪しいですが、少なくとも回路図は公開します。
組み込みマイコンArduinoやmbedといったメジャー・プラットホームを得て勢いづいているよこで、DSPはいまいちです。確かに評価基板はありますが、その先が遠いですね。そこで、このプロジェクトではオーディオ信号処理に的を絞った簡単なプラットホームを作ろうというわけです。一番の目的は電子楽器用途ですが、私がやることですから当然SDRも目論んでいます。
最初はユニバーサル基板上に汲む予定で、CPUボードは次の2種類を考えています。

  • Kobanzame (ADSP-BF533)
  • LPCXpresso (LPC1768)

以前書いたことの延長線上にある話でもあります。LPC1768によるTOPPERS/ASPの移植は月内に終わらせることができそうなので、11月から大車輪でハードを作って12月に音が出せればいいなと思っています。

Blackfin空挺団

消え去ったBlackfin空挺団に関して、幾人かの方から暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございます。時間を見ながら少し形を変えて再度公開する予定ですので今しばらくお待ちください。