VisualDSP++での動作確認

リリース準備中のBlackfin依存部 3.0ですが、今日1日かけてVisualDSP++での動作確認を行いました。VisualDSP++に関しては継続的なメンテを行う気はないのですが、虫だしには格好の題材ですので取り組んでみました。
いやぁ、手こずること手こずること。
VisualDSP++のことをだいぶ忘れてしまっていることに加えて、一カ所でもインクルードパスの設定を間違えるとまともに動かないため、手間取ってしまいました。一度プロジェクトができあがると、あとはそれをコピーして使い回すだけですが、最初の一回はどうしても手間取ります。加えて、VisualDSP++のインクルード・パス設定はCとASMの両方をすべてのコンフィグレーション*1に対して行わなければなりません。これ、おかしいよねぇ。めちゃめちゃ手間がかかりました。
また、Blackfin依存部に追加した「SDRAMを使っているときにはPLLをいじらない」機能がデバッガのSDRAMコントローラ初期化機能とぶつかっていました orz
sys_configにFORCE_PLL_INITIALIZEを追加して強制的にPLLを初期化出来るようにしました。デフォルトでは強制初期化しません。

*1:RelaseとDebug