JTAGターゲットリスト

d:id:monamour555さんのパッチを当ててみました。

以前にもパッチをもらっていたことにいまさら気づきました。
さて、上の二つのパッチを当ててみました。いい感じです。CVSのHEADにあげましたので試してみてください。
ここでひとつ悩みどころがあります。そもそも作成中のマニュアルには「ターゲットリストにデバイス名を書くな」と明記するつもりでした。なぜかというと、未使用のJTAGバウンダリレジスタの「安全な」値はボードごとに違うからです。たとえば、分かりやすいのはSPI FLASHです。Flashと同じSPIポートにぶら下がっているSPIスレーブは、CSでそれぞれ選択されます。おのおののSPIスレーブがプルアップを持っていれば、FLASH以外のSPIのCSはHi-Zでかまいません。しかし、持っていなければHにドライブしなければなりません。
出力の状態の何が安全で何が安全ではないかは基板ごとに吟味しなければ分かりません。単にADSP-BF533と書くと、飛びついてそのまま使う人が出てきそうなので次からはボード名を出そうと思っていました。しっかしねー、リストにRebunとか書かれても一般の人は何のことやら分からんでしょうね。そうするとカスタマイズしてもらうことが必須になるし、バージョンアップ時にはどうする…。
あーだこーだ考えているうちに、はたと、BSPがビジネスになる理由が分かった次第です。なるほどねーって感じです。