Txのディジタル化

純粋に好奇心でつぶやいてみます。無線機を自作する人から意見をいただけるとうれしいです。
SSB送信機を作るとき、次の5つの選択肢の重みはどんな感じでしょう。

  1. ベースバンドでのSSB(複素信号)
  2. 12kHzくらいでのSSB
    1. 実信号
    2. 複素信号
  3. 455kHzくらいでのSSB
    1. 実信号
    2. 複素信号

SSBジェネレータをDSPで作る側から言うと、上の3つ(1, 2-1, 2-2)の手間は同じです。3-1と3-2はさらに高速DACが必要になります。3-2は高速DACが2ついりますね。DAC自身は2個入りが安く手に入りますので問題ないですが、後段のアンプとフィルタが少しシビアになります。その分3-1より敷居が高くなります。一方、少々ラフに作っても3-2は3-1より10dBくらいイメージを抑えられるでしょうから、メリットありともいえます。
JI3GABさんは2-1の方法のトランスミッタを使っていらっしゃいます。QSDと組み合わせればイメージの抑圧も楽だと思うのですが、リンク先に書いてあるように455kHzのフィルタは入手が楽なので問題にならないのかもしれません。