USB JTAG

PizzaFactoryの評価中ですが、難航しています。最大の原因は私が作ったパラレルポートJTAG ICEがぜんぜん信用できないことです。
PizzaFactoryのデバッガの設定は「わかっている人」向けらしく、ぱっと見よくわかりません。もちろん、Express版は評価版の名目でロハで使っているわけですから文句などありません。手探りで使い方を探し当ててネットで公開すれば済むことです。
が。
手探りで探すにも、つなげるハードがいんちき臭くていけません。

Blackfin用gdbproxy + Xilinx DLC5
connectするが、途中でエラーを吐く。最近コマンドラインのbfin-elf-gdbから使っても満足に働かないので何が悪いんだかもうさっぱりわかりません*1
手製Wiggler + PizzaFactory OpenOCD(ARM)
OpenOCDの使い方がわかりません。これはOpenOCDのサイトに行ってもよくわからない。よくわからないからこそ手探りが必要なのですが、あまりにわかりません。
手製Wiggler + YAGARTO OpenOCD(ARM)
OpenOCDをパッケージ化しているサイトがありがたいことにドキュメントを用意しています。が、試してみたところ失敗。VMWareが悪いのかハードが悪いのか。そういえばこのICEは去年の3月ごろも全く使わなかった気がします。だめか。

結局調べようにも手も足も出ません。で、ICEを買うことにしました。Fenrirさんも最近購入していらっしゃいましたのでその調査結果を横目で見つつ私はBesttechnologyのTiny JTAG ICEに決定。もなみソフトウェアでも扱っていたのでオンラインで注文しました。ARMだったら思い出したように遊ぶだろうし、うまくするとAlteraのコンフィグレーションにも使えるかもしれません。FT2232によるAltera FPGAのコンフィグレーションに関してはFreewingにHDLのボードを使った実験の結果が紹介されています。こちらは動けばラッキー程度に考えています。

ツンデレじゃないけどさ

評価難航といいつつ、金払ってでも調べようとやる気満々なのはデフォルトです。VisualDSP++からこっちに開発環境を全面移行させるつもりなので。Bfの場合、Tiny JTAG ICEは使えませんが、ICEが使えなくてもEclipse上でビルドまでできるというのは大きなメリットを感じています。
あと、JTAG至上主義に対して修正を迫るようなものを何件か見たというのも影響していたりして。

*1:教えてクン