2004-05-26から1日間の記事一覧

雑感

こうしてみるとISEFはいまいちぱっとしません。おそらくはプロセッサ上のアクセラレーターという性質ゆえでしょう。これはXtensaの縛りをそのまま受け継いでいるので他の二つほど過激なアプローチにはならなさそうです。そのかわり一番手堅く感じます。 PICO…

Synfora社のPICO

PICOはANSI標準C言語で記述したプログラムのループを並列プロセッサ群に展開する開発ツールです。ハードウェア開発を容易にし、かつマイクロプロセッサのボトルネックを取り除くことを目標としているようです。 (日経エレクトロニクス 2004.5.24)

Strech社のISEF

ISEF( Instruction Set Extention Fublic )は400個程度のALUをTensilicaのXtensaプロセッサのデータパスとして使用する命令拡張機構です。この命令はコンパイラが自動生成します。コンパイラはループのような重い処理を見つけると分解して並列化してXtensaの…

QuickSilver社のACM

ACM(Adaptive Computing Macine)は名前からしてThinkin Machine社のCM(Connection Machine)-1を彷彿とさせます。ACMの基本要素はノードと呼ばれるプロセッサです。 ノードにはローカルメモリーと演算器が内包され、それをネットワークインターフェース、パイ…

オンチップ分散処理

日本から送られてきた雑誌にDAP/DNAを含めて4種のオンチップ並列アーキテクチャーが紹介されていました。DAP/DNAは以前取り上げたのでここでは他の三種についてざっと紹介します。斜め読みなので詳細はご勘弁を。