ADSP-BF533のレジスタ宣言完了

出張中でしたので、移動時間を使ってCORE MMRとSYSTEM MMRの宣言を全部終わらせました。アドレスの正しさの検証には、unixのフィルタ群を活用しているので、ほとんどストレスなしに正しさのチェックを行えます。
明日実験してみるつもりですが、今のところ気になっているのは未初期化の変数の扱いです。通常、初期化していない変数は.bssに集められて0で塗りつぶされます。しかし、今回宣言した変数は.bssではないセクションに割り当てられます。ELFの中で、こういうセクションの初期値を持たないデータがどういう扱いを受けるのか調べておく必要があります。単にデバッグシンボルが生成されるだけならいいのですが、気ままなデータで上書きされると立ち上がり時にレジスタに妙な値を書き込んでしまい、異常動作を引き起こします。