14万サイクル

3月に16bit複素FFTルーチンを作ったのを思い出して、VisualDSP++に載せてみました。ついでにVisualDSP++ 5.0をインストール。
結果は1024点で15万サイクルです。ちょっと扱いに困る数値です。というのは、これはBlackfinの理論性能の大体1/10です。DSP屋としてはダメ出ししたいところですが、1サンプルあたり150サイクルであることを考えると、それほど問題ではありません。なぜなら400MHzのBlackfin*1は48KSample/sのとき、1サンプルあたりおよそ8000サイクルを供給できるのです。FFT、IFFT合わせて300サイクル程度なら問題にはなりません。
どうしようかねぇと考えながらあちこち調べてみると、なんと、VisualDSP++のライブラリがGCCにポートされていました。

いいのかこれ…

*1:LQFP版の上限周波数