クリッピング

Blackfinには16/32ビットクリッピング命令がありません。しかし、たとえば次のようにすることで任意の値でのクリッピングを行うことができます。

   // r1 には 32767-x:32767-x を入れておく。xはクリッピング値
r0 = r0 +|+ r1(s);
r0 = r0 -|- r1(s);

ただし、この場合は片側クリッピングですので、両側クリッピングを行うためにはさらに2サイクル必要です。
あるいは、nビットでの飽和であれば、

r0 = r0 << (16-n) (s,v);
r0 = r0 >>>(16-n) (v);

によって両側クリッピングを行うことが出来ます。