例外からの保護は不要?

UART_RDRのように読み込みによって状態が変わるレジスタは、投機的ロードの繰り返しから保護するためにcli/stiで囲まなければならないというのは以前にも説明したとおりです。
この保護はマスク可能な割り込みにしか通用しません。ということは、NMIから安全に戻る方法はないわけで、これも以前説明しました。
では例外はどうなんでしょうか?これについて、あれこれシミュレータや実機で試したり、調べてみましたが、どうやら例外の発生による投機ロードの繰り返しは心配しなくてよいようです。すこし、不思議な気がします。