進捗

標準ライブラリのリンクについては、VDK対応ライブラリをそのままリンクするだけで大丈夫でした。実はMTライブラリはVDKに依存しないと聞いたことがあったのですが、半信半疑でした。今回VDK用LDFのマクロをそのまま持ってくるだけですんなりと動作しています。
一応スレッドセーフでないライブラリ関数の代表であるmalloc()をトレースしたところ、きちんとIMASKを使って割り込み禁止にしていました。つまりスレッドセーフになっているのでした。そういうわけでどうやらライブラリ関数も安全に使えているようです。
なお、malloc()内部のIMASKの変化を見て、exc_sense_lock()の判定方法をより一般的なものに書き直しました。これでどのような値をIMASKに設定しても正しくロックを検出できるはずです。